About Studio Life
Studio Lifeについて
1985年結成。1988年から、男優が女性役も演じるという手法をとり、現在は男優40名、女性演出家・倉田淳1名のみで構成されている演劇集団。その耽美な世界観と、演出家 倉田淳の独創的な脚色力と美しく繊細な舞台演出が話題を呼び、30代~50代の女性を中心に圧倒的な支持を得ている。
創設者 河内喜一朗について
劇団スタジオライフの創設者兼製作総指揮者。2014年6月、病没。
青山学院大学理工学部を卒業後、劇団文学座の俳優養成所、演劇集団「円」を経て、1985年に劇団スタジオライフを立ち上げ、1992年に東京・中野に私費を投じて小劇場ウエストエンドスタジオを開設。また「影絵劇団かしの樹」の創立も行い、インドネシア、ロシア、カンボジア、ベトナム、フランスを含め国内外で影絵公演を行った。1996年に「かしの樹」を辞し、1999年には劇団スタジオライフの俳優たちで公演を行う「影絵劇スタジオライフ」を始動させた。自身も俳優として活躍する一方、劇団運営、小劇場運営に尽力を注ぎ、また、若者の登用を進んで行い後人の育成にも努めた。
脚本家・演出家 倉田淳について
1976年に演劇集団「円」研究所の第一期生として入所。芥川比呂志に師事し師の亡くなる’80年まで演出助手を務めた。1982年に演劇集団「円」を辞し、1985年の劇団スタジオライフ創設に携わった。日本劇作家協会、日本演出家協会、日本ペンクラブ会員。
1996年に舞台化が困難と言われていた萩尾望都作品の『トーマの心臓』を初舞台化。トーマの心臓は同劇団の代表作となった。この『トーマの心臓』初舞台化を機に、それまでのオリジナル作品上演から既存の小説や漫画を原作とする作品創りを行うようになり、傑作と呼ばれる小説やコミックを次々と脚色、演出し舞台化した。
上演劇場も出発点となる小劇場から、シアター・サンモール、紀伊國屋ホール、アートスフィア(現 銀河劇場)へ、更には大阪等の各都市公演へと広がりを見せた。
舞台化した小説ではトーマス・マン作『ヴェニスに死す』、皆川博子作『死の泉』、ブラム・ストーカー作『DRACULA』、オスカー・ワイルド作『ドリアン・グレイの肖像』、東野圭吾作『白夜行』等、漫画原作では萩尾望都作『トーマの心臓』、『11人いる!』、清水玲子作『月の子』、樹なつみ作『OZ』、手塚治虫作『アドルフに告ぐ』等がある。
一流アーティストの共作や海外公演など、活躍の幅は世界へ
2006年、劇団創立20周年を迎えたことを機に倉田は念願のシェイクスピア作品『夏の夜の夢』を上演。大きな成功と反響を生み、その後『ROMEO & JULIET』、『十二夜』、『じゃじゃ馬ならし』とシェイクスピア作品の上演を重ねた。そして美術・衣装に日本を代表するグラフィックデザイナーの宇野亞喜良氏を迎え、2011年の『夏の夜の夢』と『十二夜』では初の海外・ソウル大学路公演を行った。近年はロンドン最新演出『レ・ミゼラブル』の映像・美術を担当したマット・キンリー氏、BUCK-TICKの今井寿氏、『翼を下さい』『エメラルドの伝説』などを作曲した作曲家の村井邦彦氏など、一流アーティストをスタッフに迎えて重厚な舞台作りを行っている。
会社概要
社名 | 有限会社スタジオライフ |
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設立 | 昭和60年11月14日 |
取締役 | 河内 淳子 |
所在地 | 【本社】 〒165-0026 東京都中野区新井5-1-1 カワウチビル
【制作事務所】 〒165-0024 東京都中野区松が丘1-17-2 エミール松が丘101 |
事業内容 | 劇団経営(劇団Studio Life) / 音楽スタジオ運営 / 音楽教室運営 / |