「Happy Families」

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稽古日記
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番外編
 ■ 稽古日記〜ハムステッドより愛をこめて vol.1
石飛 幸治(スベトラーナ・キャメロン)

 大阪公演が終わって、数日後HAPPY FAMILIESの稽古スタート。
The other Lifeの第一弾として公演した、大好きな作品です。
 メンバーはがらっと変わっての公演。私だけが変わっていない、あのころ新人であった曽世君はサフロンからメリックに変わって、姉弟の役です。久しぶりの、濃い絡み、その他の役者も7人しかでないから、濃い絡みであります。
 久々に集まった(?)、稽古場はす、すくな〜い人数。たった、8人。今まで連鎖公演中は、稽古場にいられないぐらい人があふれていたのに。変な感じだわ〜。と皆でひとしきり頷きあう。
 台本自体は、薄い。本公演とは比べ物にならない。約半分の厚さ。かるーい。今回はライフ初舞台の徹さん(倉本さん)と芝居するのが楽しみである。
 本読みでは、みんな大爆笑。ゲラの(笑い上戸)の私にとっては強敵かも…。
 立ち稽古のため、アトリエ・ファオンテーヌの舞台空間をばみって(大きさをテープで、枠どる)みるとなんて可愛いの。Studio Lifeのホームグラウンド、ウエストエンドスタジオよりも小さい。シアタードラマシティに一体いくつ入るのであろう?!ロンドンでこの芝居を観た劇場よりも少し大きいぐらいである。久々の小さな公演、嬉しくてわくわくします。
 同じ空間、24時間以内のお話というのはStudio Lifeでは初めてのはず。こういう作品は本当に、最初の取っ掛かりが難しい。
 稽古の最初は、エチュードが多くなる。これがまた楽しい。とんでもないことをいいだす。
FKくんはデニーズに行きたいとかいっていた。ロンドンにはデニーズはないのだ。
MHくんはクリスプス(ポテチ)の食べ過ぎで気持ち悪くなったらしい。このお芝居は消え物(舞台の上でなくなっちゃうもの)がやたら多い。殆ど本物を使う。何度も稽古をすると本当に大変である。
 最初の取っ掛かりさえ掴めれば、舞台は回転し出す。
はてさて、本番まであと3週間ちょっと、苦しみながら、楽しみながら稽古は進んで行きます。
 次ぎは高根君にバトンタッチでお話していただきましょう。


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