すっかり病気だと思い込んだ三人の男たち。
健康を取り戻すために新鮮な風景と水と空気と運動と静寂を求めて、
テムズ河の旅へと出発します。
人一倍、口は動かすが働くことは大嫌いな男たちと、
本能に忠実な愛犬一匹を乗せたボート・・・
果たして無事に目的地へと辿り着けるのでしょうか?
-THREE MEN IN A BOAT + ワンの歴史-
1889年に発表され、大ヒットした英国の傑作ユーモア旅行小説は今でも英国人に愛され続け、テムズ河を旅する人達のバイブル書となっています。
舞台としては1993年にロンドン・フリンジで観客参加の即興芝居として登場し、大ヒットを記録しました。スタジオライフでは1999年に初めてThe Other Life Vol.2 として上演し、2002年にはThe Other Life Vol.5 として再演いたしました。大反響を受け閉幕したその舞台は、その後も多くの再々演希望がよせられ、そしてついにスタジオライフ25周年の記念すべき2010年にThe Other Life Vol.8& Theatre Deliveryとして再演が決定いたしました。小劇場ならではの濃密な空間での、三人の紳士と一匹の犬の物語に是非ご期待ください。
-The Other Life-
「未だ知られていないロンドンやニューヨークの小劇場の傑作を東京の舞台へ」
このコンセプトの元に1997年に誕生したもうひとつのスタジオライフが「The Other Life」。
『トーマの心臓』(萩尾望都 原作)や『死の泉』(皆川博子 原作)、『白夜行』(東野圭吾 原作)、『DRACULA』(ブラム・ストーカー 原作)など、文芸耽美作品を上演する本公演とは趣を異にし、小劇場空間のメリットを生かしてリアルで大人のテイストを繰り広げるスタジオライフのもうひとつの顔。
-Theatre Delivery-
全国の皆様から劇団の公演を見てみたい、来てほしいというお声を多く頂きながら、今までほとんどそのお声にお答え出来ずにいました。そのお声にお答えすべく、劇団創立25周年を迎える2010年に新しい挑戦として、「お電話一本でいつでもどこでもお伺いいたします!」をモットーに、注文が入ればお客様のすぐ近くまで「演劇」を配達し、日常の生活圏内でより身近にスタジオライフの演劇を鑑賞できる新しい演劇スタイルをお届けいたします。