~球子短信~「溝口家便り」
明けましておめでとうございます。
晴れやかな新年をお迎えのことと存じます。
本年も良き年となりますよう、溝口家一同、心よりお祈り申し上げております。
昨年の12月には、お忙しい中お付き合いいただきまして本当に有難うございました。
おかげさまで懐かしく愛おしい時を過ごさせていただき感謝致しております。
皆様と久しぶりにお会いしていろいろ沢山聞いていただき、自分の中では思い出が次々と溢れて参りました。そこで、続きと言っては何ですがもう少しお付き合いいただきたく球子短信を送らせていただきたく思った次第です。お付き合い頂けましたら幸いです。
あの後、真理子姉さんは貞夫さんと一緒に福島のご実家へ行きました。あの翌朝、貞夫さんは一番の列車でお帰りの予定でしたが変更して、先ず二人揃って挨拶にいらしたんです。そして貞夫さんは、母に「真理子さんを下さい」と直球嘆願! 17歳の私は、これが結婚の入り口なのかと驚きと感動で雷に打たれた様な感覚になりました。そして芙美子姉さんの言っていた運命の出会いとはこのことか、と思いました。勿論、母は承諾し、二人揃って福島へ向かった次第です。貞夫さんのお家は福島の須賀川という村で診療所を開いていらして、ご兄弟は弟さんがお二人。長男の貞夫さんが音楽の道へ行ってしまったので、すぐ下の弟さんがお父様の後を継ぐべく医大にいらっしゃるそうです。家とは逆に男ばかりの3人兄弟だったんですね。私達4人姉妹と貞夫さんのお宅の3人兄弟、これから親戚付き合いが始まると思うとワクワクします。二人が福島へ向かったのが大晦日、そしてお正月の2日に、二人は貞夫さんのご両親と一緒に戻ってきたんです。そして、その日の夜に西永福の我が家の居間で仮祝言。貞夫さんのご両親、私達一家と、なんと安子伯母さん! たった7人が見守る中で真理子姉さんと貞夫さんは、略式ですが三々九度の盃を交わしました。そして
翌日の3日に真理子姉さんと貞夫さん、ご両親は福島へ戻りました。何とも慌ただしい日々でしたが、これも全部、1月4日の火曜日に貞夫さんが入隊しなければならないからです。せっかく一緒になったのに、すぐに別れなければならないなんて・・・真理子姉さんの胸中を思うと切なくて苦しいです。でも真理子姉さん、言ってます。「大丈夫よ、待つという目的があるから。」って。愛は強しと思いました。真理子姉さんは、貞夫さんをお見送りしてから一度東京へ戻ってきました。貞夫さんのいない不慣れな田舎暮らしは忍びないという、貞夫さんのご両親のお計らいです。三越デパートのお勤めも続けるように、と言って下さいました。嫁として認めない事では決してなく、平常心で帰りを待とう、ということだそうです。そして休暇の時には泊りがけで来てほしいと優しい言葉を下さいました。
日向子姉さんは看護学校を受験することを決めました。元旦のお屠蘇の後で、宣言したんです。ビックリしました。でも看護婦さんのお仕事は日向子姉さんに向いているように思います。あの大人しい静かな日向子姉さんが初めてお会いしたのに、お医者様でいらっしゃる貞夫さんのお父様にいろいろ質問をしていました。現場でお医者様をしていらっしゃるお父様のお話を伺って、より決心は固くなったようです。受験まで後2カ月余りしかありませんが成績優秀だった日向子姉さんですもの、絶対に受かると信じています。日向子姉さんは優しくて優秀な看護婦さんになると思います。
芙美子姉さんは、なんと小津商事へ正式入社することになりました。会えば喧嘩ばかりしている安子伯母さんの会社です。驚きました。本当に、真理子姉さんの結婚、日向子姉さんの看護学校受験、芙美子姉さんの小津商事入社、私のサンフランシスコ行きと、人生は驚きの連続です。どうやら安子伯母さん、サンフランシスコの見本市へ行って3ヶ月程留守にする間を芙美子姉さんに任せたいみたいです。番頭さんもサンフランシスコへ同行するし、いろいろ心配なんだと思います。それで気の強い、曲がったことが大嫌いで、少々口が悪いけれど、しっかり者の芙美子姉さんに白羽の矢を立てたようです。芙美子姉さん、ずいぶん悩んでました。でも頼りにされると断れない性格なんですよね、結局、安子伯母さんの望みを受けたんです。サンフランシスコ出発準備で目の回る忙しさになるそうで、お正月が過ぎたら横浜へ泊まり込みになるそうです。
私は相変わらずの日々を送っています。あっ、英会話を始めました。安子伯母さんのお供でサンフランシスコへ行くのに少しは喋れた方が役に立つからと、御茶ノ水のY.W.C.A.に通い始めました。勿論、安子伯母さんのお手配です。だからサボることも出来ず、放課後の夜間クラスに真面目に通っています。2月には女学校の卒業試験もあるし、これに落ちて卒業できませんなんて言うことにでもなったら安子伯母さんに殺されかねないので、たぶん、今までの人生で一番勉強しているんじゃないかと思います。地獄のようです。でも悪いことばかりじゃありません。3日に一度のペースで安子伯母さんが、脳みその為にと甘いものの差入れを下さるのです。うさぎやのどら焼き、梅園の粟ぜんざいやあんみつ、風月堂のゴーフル、泉屋のクッキー、等々です。こちらは美味しい天国です。本当に地獄と天国は紙一重なのだと実感しています。
道彦さんのこともお伝えしなければと思います。芙美子姉さんとのことがあったけれど、変わらず我が家へ足を運んでくれています。女ばかりの5人家族ですと、どうしても力仕事が追い付かないこともありますから何かと助けていただいてます。気配りして下さっていることは本当のことなのに、ふらっと気ままなように、実にさり気なく振舞ってくれてつくづく大人なんだなと思うこの頃です。正直に言うと自分は道彦さんの行動から読み取ることは出来なかったのですが、母と姉たちの会話から、そうだったのかと解った次第です。人生修行の足りなさを実感しています。道彦さんもサンフランシスコ行きの準備で大変のようです。安子伯母さんと私は3月の出発ですが、道彦さんは一足早い2月の出発。見本市用の品物を揃えたり、船荷が税関を通過する為の手配やらでてんてこ舞いの様子です。それなのに初めて外国へ向かう安子伯母さんと私の為にいろいろ気を使っていただいて申し訳ないような気持ちです。でも、何かのタイミングで松本楼へ連れて行ってくれないかなと一寸期待しているのですが、とても忙しすぎてそんな機会はなさそうです。残念です。
母も変わらず元気です。真理子姉さんの一件で、思いがけなく母の中の情熱を見たあの日のことは一生忘れないと思います。大好きな母です。母の娘に生まれて良かったと、しみじみ思っています。ボールの球子と名付けたのが母だったという告白は、ちょっとショックでしたが構いません。今ではボールの球子という名を誇りに思います。天国にいる父と、隣にいる母に有難うの気持ちでいっぱいです。辛いことも苦しいこともありますが、同じくらい嬉しいことや楽しいこともあるのです。この世に生を受けて感謝しています。
短信などと申しましたのに、すっかり長い便りになってしまいました。計画通りに進めない悪い癖です。申し訳ありません。また、そのうち球子短信(長信?)送らせていただきたく思っております。どうかお見捨てなく、お付き合いいただきますようお願い申し上げます。
それでは失礼いたします。
お風邪などお召しになりませんよう大事にお過ごしください。
~球子短信~「溝口家便り」
明けましておめでとうございます。
晴れやかな新年をお迎えのことと存じます。
本年も良き年となりますよう、溝口家一同、心よりお祈り申し上げております。
昨年の12月には、お忙しい中お付き合いいただきまして本当に有難うございました。
おかげさまで懐かしく愛おしい時を過ごさせていただき感謝致しております。
皆様と久しぶりにお会いしていろいろ沢山聞いていただき、自分の中では思い出が次々と溢れて参りました。そこで、続きと言っては何ですがもう少しお付き合いいただきたく球子短信を送らせていただきたく思った次第です。お付き合い頂けましたら幸いです。
あの後、真理子姉さんは貞夫さんと一緒に福島のご実家へ行きました。あの翌朝、貞夫さんは一番の列車でお帰りの予定でしたが変更して、先ず二人揃って挨拶にいらしたんです。そして貞夫さんは、母に「真理子さんを下さい」と直球嘆願!17歳の私は、これが結婚の入り口なのかと驚きと感動で雷に打たれた様な感覚になりました。そして芙美子姉さんの言っていた運命の出会いとはこのことか、と思いました。勿論、母は承諾し、二人揃って福島へ向かった次第です。貞夫さんのお家は福島の須賀川という村で診療所を開いていらして、ご兄弟は弟さんがお二人。長男の貞夫さんが音楽の道へ行ってしまったので、すぐ下の弟さんがお父様の後を継ぐべく医大にいらっしゃるそうです。家とは逆に男ばかりの3人兄弟だったんですね。私達4人姉妹と貞夫さんのお宅の3人兄弟、これから親戚付き合いが始まると思うとワクワクします。二人が福島へ向かったのが大晦日、そしてお正月の2日に、二人は貞夫さんのご両親と一緒に戻ってきたんです。そして、その日の夜に西永福の我が家の居間で仮祝言。貞夫さんのご両親、私達一家と、なんと安子伯母さん!たった7人が見守る中で真理子姉さんと貞夫さんは、略式ですが三々九度の盃を交わしました。そして
翌日の3日に真理子姉さんと貞夫さん、ご両親は福島へ戻りました。何とも慌ただしい日々でしたが、これも全部、1月4日の火曜日に貞夫さんが入隊しなければならないからです。せっかく一緒になったのに、すぐに別れなければならないなんて・・・真理子姉さんの胸中を思うと切なくて苦しいです。でも真理子姉さん、言ってます。「大丈夫よ、待つという目的があるから。」って。愛は強しと思いました。真理子姉さんは、貞夫さんをお見送りしてから一度東京へ戻ってきました。貞夫さんのいない不慣れな田舎暮らしは忍びないという、貞夫さんのご両親のお計らいです。三越デパートのお勤めも続けるように、と言って下さいました。嫁として認めない事では決してなく、平常心で帰りを待とう、ということだそうです。そして休暇の時には泊りがけで来てほしいと優しい言葉を下さいました。
日向子姉さんは看護学校を受験することを決めました。元旦のお屠蘇の後で、宣言したんです。ビックリしました。でも看護婦さんのお仕事は日向子姉さんに向いているように思います。あの大人しい静かな日向子姉さんが初めてお会いしたのに、お医者様でいらっしゃる貞夫さんのお父様にいろいろ質問をしていました。現場でお医者様をしていらっしゃるお父様のお話を伺って、より決心は固くなったようです。受験まで後2カ月余りしかありませんが成績優秀だった日向子姉さんですもの、絶対に受かると信じています。日向子姉さんは優しくて優秀な看護婦さんになると思います。
芙美子姉さんは、なんと小津商事へ正式入社することになりました。会えば喧嘩ばかりしている安子伯母さんの会社です。驚きました。本当に、真理子姉さんの結婚、日向子姉さんの看護学校受験、芙美子姉さんの小津商事入社、私のサンフランシスコ行きと、人生は驚きの連続です。どうやら安子伯母さん、サンフランシスコの見本市へ行って3ヶ月程留守にする間を芙美子姉さんに任せたいみたいです。番頭さんもサンフランシスコへ同行するし、いろいろ心配なんだと思います。それで気の強い、曲がったことが大嫌いで、少々口が悪いけれど、しっかり者の芙美子姉さんに白羽の矢を立てたようです。芙美子姉さん、ずいぶん悩んでました。でも頼りにされると断れない性格なんですよね、結局、安子伯母さんの望みを受けたんです。サンフランシスコ出発準備で目の回る忙しさになるそうで、お正月が過ぎたら横浜へ泊まり込みになるそうです。
私は相変わらずの日々を送っています。あっ、英会話を始めました。安子伯母さんのお供でサンフランシスコへ行くのに少しは喋れた方が役に立つからと、御茶ノ水のY.W.C.A.に通い始めました。勿論、安子伯母さんのお手配です。だからサボることも出来ず、放課後の夜間クラスに真面目に通っています。2月には女学校の卒業試験もあるし、これに落ちて卒業できませんなんて言うことにでもなったら安子伯母さんに殺されかねないので、たぶん、今までの人生で一番勉強しているんじゃないかと思います。地獄のようです。でも悪いことばかりじゃありません。3日に一度のペースで安子伯母さんが、脳みその為にと甘いものの差入れを下さるのです。うさぎやのどら焼き、梅園の粟ぜんざいやあんみつ、風月堂のゴーフル、泉屋のクッキー、等々です。こちらは美味しい天国です。本当に地獄と天国は紙一重なのだと実感しています。
道彦さんのこともお伝えしなければと思います。芙美子姉さんとのことがあったけれど、変わらず我が家へ足を運んでくれています。女ばかりの5人家族ですと、どうしても力仕事が追い付かないこともありますから何かと助けていただいてます。気配りして下さっていることは本当のことなのに、ふらっと気ままなように、実にさり気なく振舞ってくれてつくづく大人なんだなと思うこの頃です。正直に言うと自分は道彦さんの行動から読み取ることは出来なかったのですが、母と姉たちの会話から、そうだったのかと解った次第です。人生修行の足りなさを実感しています。道彦さんもサンフランシスコ行きの準備で大変のようです。安子伯母さんと私は3月の出発ですが、道彦さんは一足早い2月の出発。見本市用の品物を揃えたり、船荷が税関を通過する為の手配やらでてんてこ舞いの様子です。それなのに初めて外国へ向かう安子伯母さんと私の為にいろいろ気を使っていただいて申し訳ないような気持ちです。でも、何かのタイミングで松本楼へ連れて行ってくれないかなと一寸期待しているのですが、とても忙しすぎてそんな機会はなさそうです。残念です。
母も変わらず元気です。真理子姉さんの一件で、思いがけなく母の中の情熱を見たあの日のことは一生忘れないと思います。大好きな母です。母の娘に生まれて良かったと、しみじみ思っています。ボールの球子と名付けたのが母だったという告白は、ちょっとショックでしたが構いません。今ではボールの球子という名を誇りに思います。天国にいる父と、隣にいる母に有難うの気持ちでいっぱいです。辛いことも苦しいこともありますが、同じくらい嬉しいことや楽しいこともあるのです。この世に生を受けて感謝しています。
短信などと申しましたのに、すっかり長い便りになってしまいました。計画通りに進めない悪い癖です。申し訳ありません。また、そのうち球子短信(長信?)送らせていただきたく思っております。どうかお見捨てなく、お付き合いいただきますようお願い申し上げます。
それでは失礼いたします。
お風邪などお召しになりませんよう大事にお過ごしください。
CAST
元旦チーム | 晦日チーム | |
吉成奨人 | 溝口真理子 (長女) |
関戸博一 |
伊藤清之 | 溝口芙美子 (次女) |
松本慎也 |
宇佐見 輝 | 溝口日向子 (三女) |
曽世海司 |
緒方和也 | 溝口球子 (四女) |
石飛幸治 |
松本慎也 | 久我道彦 | 緒方和也 |
関戸博一 | 森貞夫 | 吉成奨人 |
石飛幸治 | 溝口晴子 (母) |
宇佐見 輝 |
曽世海司 | 小津安子 (伯母) |
伊藤清之 |
元旦 チーム |
晦日 チーム |
|
吉成奨人 | 溝口真理子 (長女) |
関戸博一 |
伊藤清之 | 溝口芙美子 (次女) |
松本慎也 |
宇佐見 輝 | 溝口日向子 (三女) |
曽世海司 |
緒方和也 | 溝口球子 (四女) |
石飛幸治 |
松本慎也 | 久我道彦 | 緒方和也 |
関戸博一 | 森貞夫 | 吉成奨人 |
石飛幸治 | 溝口晴子 (母) |
宇佐見 輝 |
曽世海司 | 小津安子 (伯母) |
伊藤清之 |
◆ 登場人物紹介 ◆
◆ 登場人物紹介 ◆
溝口真理子 長女22歳
三越デパート紳士服売り場、ネクタイ販売担当。
丁寧な接客で好評判。当時、流行っていた楽曲「私の青空」に深い思い入れをしている。
溝口芙美子 次女21歳
出版社に勤めたかったが面接で落ちた。
今は詩を投稿しながら週三日を本屋の店番、週2日を伯母の小津安子の手伝いで過ごしている。
溝口日向子 三女18歳
じき19歳になる。女学校卒業後、家事手伝い。
紅茶を淹れるのが上手。趣味はラジオの連続ドラマを聴くこと。毎週欠かさず聴いている。
溝口球子 四女17歳
来春、女学校卒業。好奇心旺盛。いつまでも子ども扱いされることに不満を感じている。奇麗なもの、美味しいものが大好き。
溝口晴子 4姉妹の母40歳
18歳で溝口家に嫁いだ。
逓信省に勤めていた夫の茂之は11年前に病没。料理上手。娘達からの信頼が厚い。
小津安子 伯母45歳
4姉妹の父、茂之の姉。横浜在住。
夫の健太郎は、繊維関係の輸出会社「小津商事」を営んでいたが8年前に自動車事故で死亡。安子は会社を引き継ぎ順調に経営。裕福。子供はいない。
久我道彦 22歳
近隣の屋敷に祖父と二人で暮らしている。
祖父は貿易会社、久我商会の会長。父親は久我商会のサンフランシスコ支社長として母を伴い、7年前から米国に赴任中。
森貞夫 24歳
学生時代、中学生だった道彦の家庭教師をしていた。今はクラリネットを吹いているジャズ演奏家。主な仕事場はダンスホールだが、時々、大きな演奏会にも参加する。
SCHEDULE
[
[◎]=タブレット型字幕サービス有(要予約)
※受付開始は開演の1時間前、開場時間は開演の45分前となります。ご入場は整理番号順にご案内いたします。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
[
[
[
[
[◎]=タブレット型字幕サービスあり(要予約)
※受付開始は開演の1時間前、開場時間は開演の45分前となります。ご入場は整理番号順にご案内いたします。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
EVENT
終演後トークショー「言葉の宝石箱」の出演者が決定しました!
◆12月13日(月)19時 晦日チーム終演後、約15分間
〈出演者〉石飛幸治 曽世海司 関戸博一 松本慎也 / 倉田淳
☆晦日チーム4姉妹に脚本・演出の倉田淳も加わり、作品のこと、役のことなどを語り合います。5人のスタジオライフ在籍年数を足すと100年を軽く超えてしまう、このメンバーだからこそのトークをお楽しみください!
◆12月17日(金)19時 元旦チーム終演後、約15分間
〈出演者〉関戸博一 松本慎也 緒方和也 宇佐見輝 吉成奨人 伊藤清之
☆元旦チーム残るステージ1回のみとなったこのタイミングだからこそ見えてくるもの、どんな想いで作品や役に取り組んできたかなど、稽古場で演出家に「若チーム」と呼ばれている4姉妹に、まだちょっと若チームと呼ばれたい気もしている関戸&松本を加えて熱く語り合います。
終演後トークショー「言葉の宝石箱」の出演者が決定しました!
◆12月13日(月)19時
晦日チーム終演後、約15分間
〈出演者〉
石飛幸治 曽世海司
関戸博一 松本慎也
/ 倉田淳
☆晦日チーム4姉妹に脚本・演出の倉田淳も加わり、作品のこと、役のことなどを語り合います。5人のスタジオライフ在籍年数を足すと100年を軽く超えてしまう、このメンバーだからこそのトークをお楽しみください!
◆12月17日(金)19時
元旦チーム終演後、約15分間
〈出演者〉
関戸博一 松本慎也
緒方和也 宇佐見輝
吉成奨人 伊藤清之
☆元旦チーム残るステージ1回のみとなったこのタイミングだからこそ見えてくるもの、どんな想いで作品や役に取り組んできたかなど、稽古場で演出家に「若チーム」と呼ばれている4姉妹に、まだちょっと若チームと呼ばれたい気もしている関戸&松本を加えて熱く語り合います。
THEATRE
ウエストエンドスタジオ
〒165-0026 東京都中野区新井5-1-1
TEL:03-5942-5858
<アクセス>
西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩7分
JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」より徒歩15分
TICKET
チケット料金
(各税込 前売・当日共整理番号付自由席)
※スタジオライフ オフィシャルファンクラブ「club LIFE」会員の方はスタジオライフでの取扱でclub LIFE会員料金となります。優先予約期間と一般発売日以降の販売価格が異なりますのでご注意ください。
一般発売 2021年11月14日(日) 10:00
一般発売
2021年11月14日(日)
10:00
チケット取扱プレイガイド
■カンフェティ
【WEB】http://www.confetti-web.com/progress
※公演前日23:59まで予約受付・セブンイレブン引取
【TEL】0120-240-540
※平日10:00-18:00 オペレーター対応
※学生・高校生以下の方もカンフェティでお求めください。
club LIFE会員チケット優先予約
【ご予約受付期間】
2021年11月1日(月) 12:00 ~ 7日(日) 23:59まで
【ご予約受付期間】
2021年11月1日(月) 12:00
~ 7日(日) 23:59まで
※スタジオライフ オフィシャルファンクラブ「club LIFE」会員の方は優先予約期間にお求めいただくチケットに限り、1枚6000円とさせていただきます。(この期間を過ぎますと会員価格の1枚6200円での販売となってしまいますのでと注意ください。)
※お申込みの窓口へのアクセスには会報vol.91に同封されているご案内の【ID】と【パスワード】が必要になります。
【優先予約に関する電話お問合せ】
日時:2021年11月1日(月)、11月2日(火)
受付時間:15:00~19:00
電話番号:03-5942-5067 劇団スタジオライフ
当日券
各回販売あり。
※各回、開演の1時間前から劇場入口の「受付」にて販売いたします。
(販売開始時刻より先着順での販売を予定しておりますが、状況によっては販売開始前に整理券を配布する場合もございます。当日券販売情報等に変更がある場合は改めてご案内いたします。)
※「学生」チケットと「高校生以下」チケットも販売有。(受付にて必ず「学生」もしくは「高校生以下」の旨をお伝えください。「学生」チケットの場合は学生証のご提示が必要になります。「高校生以下」で学生証がない場合は年齢のわかるもののご提示が必要になります。当日に学生証もしくは「高校生以下」で年齢の分かるもののご提示がない場合は一般料金となりますのでご注意ください。)
※当日券はお一人様2枚までご購入出来ますが、キャンセル待ちの場合はお一人様1枚までに制限させていただきます。予めご了承ください。
GOODS
― DVDオンライン先行予約 ―
不朽の名作「若草物語」の世界を昭和初期の日本で!
瑞々しく清々しく賑やかに四姉妹の想いを綴ったスタジオライフの新境地となります『ぷろぐれす』。
本作を是非ご自宅でもお楽しみいただきたく、この度DVD化を決定いたしました。
つきましては2022年5月の一般発売に先立ちまして、
劇場での先行予約と並行した形で“オンライン先行予約”を実施いたします。
今回の先行予約でお申込みいただいた方には、特典といたしまして、
「舞台写真使用のオリジナルポストカード」をプレゼントさせて頂きます。
(劇場&オンライン先行予約共通のプレゼントとなります。)
皆様のお申込みを、心よりお待ち申し上げております。
[商品概要]
【商品名】
『ぷろぐれす』DVD
【仕様】
DVD2枚組
【オンライン先行予約受付期間】
2021年12月14日(火)00:00~2022年1月10日(月祝)23:59の28日間
【ご予約受付方法】
下記オンライン予約専用フォームにて受付
【価格】 ¥8,500(税込)
【送料】 ¥400
≪レターパックライトにて、ご自宅ポストへのお届けとなります(全国一律料金)≫
【先行予約特典】
『ぷろぐれす』舞台写真使用のオリジナルポストカード
※劇場&オンライン先行予約共通のプレゼントとなります。
※お渡しは商品発送時に同梱となります。
[収録内容]
『ぷろぐれす』2チーム本編(元旦チーム・晦日チーム)完全収録
◇商品の発送は2022年4月を予定しております。
※発送の際には、スタジオライフ公式ホームページ(PC版)等にて発送の旨をお知らせさせて頂きます。
◇代金のお支払いは、ご予約確定後、銀行または郵便局での事前入金となります。
TOPIC
『ぷろぐれす』では、感染防止対策を講じながら、できるだけお客様に楽しんでご観劇いただけるよう以下のように実施して参ります。何とぞご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【分散入場・退場ご協力のお願い】
スタッフの誘導に従ってゆっくりとご入場・ご退場いただけますようご協力をお願いいたします。
【物販等に関して】
感染防止対策を講じて、物販、リピートチケット、club LIFE新規ご入会・継続受付を屋外(屋根下)にて行います。終演後に関して時間制限は設けませんので、密にならないようご協力をお願いいたします。物販については一部の商品を除き通販サイトでも承ります。
【祝い花・プレゼント・お手紙・荷物のお預かりに関して】
劇場ロビーのスペースを確保するため、ロビー花・花束の受付、プレゼント、お荷物のお預かりはお断りさせていただきます。大きなお荷物は駅のコインロッカーなどをご利用ください。スペースを割かない「出演者へのお手紙」については、専用ポストを設けますので、ご利用ください。
【新型コロナウィルス感染症対策について】
ご面倒ですが、こちらも併せてご一読いただけますようお願いいたします。
お客様およびキャストスタッフの健康と安全を考慮し、より安心して、そしてできるだけ楽しんでご観劇いただけるよう、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として以下の取り組みをおこないます。
【お客さまへのお願い】
●チケットご購入時に登録の氏名・連絡先は、保健所等の公的機関からの要請により提供させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●以下の症状がある場合は来場をお控えください。
・気温などの外的要因がなく37.5度以上の発熱がある。
・咳、倦怠感、味覚障害、嗅覚障害、頭痛、吐き気等の体調不良がある。
・過去2週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をした場合。
・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触があった場合。
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国や地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合。
●入場時に手指・靴裏消毒、検温のご協力をお願いいたします。37.5度以上の方はご入場いただけませんのでご了承ください。
●劇場内では不織布マスクをご着用の上、会話・劇場内でのお食事はお控えください。また、咳エチケットのご協力をお願いいたします。
●感染予防のため、出演者の面会・入待ち・出待ちはお断り申し上げます。また、出演者に対してのお祝花や差入れなどプレゼントのお預かりはお断り申し上げます。
●出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
【劇団での感染症への取り組み】
●キャスト、スタッフの健康管理の徹底、PCR検査の実施
●換気の徹底
●稽古場、公演ごとの客席内、ロビー等不特多数の方が触れる場所の消毒の実施
●客席数は都・劇場のガイドラインに沿って変動いたします。(10月24日現在は100%以下)
●受付・ロビースタッフはマスクなどを着用いたします。
●金銭授受はトレーを用い、直接の接触は避けるよう徹底いたします。
政府や自治体からの特別な要請などの状況により変更が生じる場合がございますので、あらかじめご了承ください。お客様がご安心してご来場いただけますよう、引き続き様々な検討を重ねて参ります。変更等が生じた場合には、HP、SNSでお知らせいたします。
◆12月13日(月)19時 晦日チーム終演後、約15分間
〈出演者〉石飛幸治 曽世海司 関戸博一 松本慎也 / 倉田淳
☆晦日チーム4姉妹に脚本・演出の倉田淳も加わり、作品のこと、役のことなどを語り合います。5人のスタジオライフ在籍年数を足すと100年を軽く超えてしまう、このメンバーだからこそのトークをお楽しみください!
◆12月17日(金)19時 元旦チーム終演後、約15分間
〈出演者〉関戸博一 松本慎也 緒方和也 宇佐見 輝 吉成奨人 伊藤清之
☆元旦チーム残るステージ1回のみとなったこのタイミングだからこそ見えてくるもの、どんな想いで作品や役に取り組んできたかなど、稽古場で演出家に「若チーム」と呼ばれている4姉妹に、まだちょっと若チームと呼ばれたい気もしている関戸&松本を加えて熱く語り合います。
登場人物紹介
溝口真理子 長女22歳
三越デパート紳士服売り場、ネクタイ販売担当。
丁寧な接客で好評判。当時、流行っていた楽曲「私の青空」に深い思い入れをしている。
溝口芙美子 次女21歳
出版社に勤めたかったが面接で落ちた。
今は詩を投稿しながら週三日を本屋の店番、週2日を伯母の小津安子の手伝いで過ごしている。
溝口日向子 三女18歳
じき19歳になる。女学校卒業後、家事手伝い。
紅茶を淹れるのが上手。趣味はラジオの連続ドラマを聴くこと。毎週欠かさず聴いている。
溝口球子 四女17歳
来春、女学校卒業。好奇心旺盛。いつまでも子ども扱いされることに不満を感じている。奇麗なもの、美味しいものが大好き。
溝口晴子 4姉妹の母40歳
18歳で溝口家に嫁いだ。
逓信省に勤めていた夫の茂之は11年前に病没。料理上手。娘達からの信頼が厚い。
小津安子 伯母45歳
4姉妹の父、茂之の姉。横浜在住。
夫の健太郎は、繊維関係の輸出会社「小津商事」を営んでいたが8年前に自動車事故で死亡。安子は会社を引き継ぎ順調に経営。裕福。子供はいない。
久我道彦 22歳
近隣の屋敷に祖父と二人で暮らしている。
祖父は貿易会社、久我商会の会長。父親は久我商会のサンフランシスコ支社長として母を伴い、7年前から米国に赴任中。
森貞夫 24歳
学生時代、中学生だった道彦の家庭教師をしていた。今はクラリネットを吹いているジャズ演奏家。主な仕事場はダンスホールだが、時々、大きな演奏会にも参加する。
○12月16日(木) 14:00/19:00の公演にて、きこえない・きこえづらいお客様に向け、受付での筆談対応、タブレット型字幕サービスによる観劇サポートを行います(要予約)
※タブレットの使用説明を致しますのでご観劇当日は、開場の15分前に受付にお越しください。
※後方のお席になりますことをご了承ください。
○車いすでご来場の場合、事前にスタジオライフまでご連絡ください。
<バリアフリーサービスのお問い合わせ・お申込>
E-mail ticket@studiolife.com TEL 03-5942-5067(平日 12:00~18:00)
Q & A
A: 上演時間は100分を予定しております。
トークショー等イベントがある回は本編終演後に行います。
A: 売切の場合を除き、公演前日23:59までご予約いただけます。開演予定時間まで発券が可能ですので、発券してからご来場ください。
A: チケットに記載している整理番号順にご入場のご案内をいたします。
ご案内時間の目安は以下をご参照ください。
ご案内時間以降は、いつでもご入場いただけますので、ご都合に合わせてご来場ください。
《ご案内時間の目安》 (例:19:00開演の場合)
整理番号 20番までの方 開演45分前(18:15)
整理番号 40番までの方 開演40分前(18:20頃)
整理番号 60番までの方 開演30分前(18:30頃)
整理番号 61番以降の方 開演20分前(18:40頃)
※状況により時間は前後いたしますのでご了承くださいますようお願いいたします。
A: スタッフの指示に従い客席内にお入りください。開演後演出の都合上、客席にご案内できない時間帯がございますことをご了承ください。
A: お手数ですがチケットを購入されたプレイガイドにお問い合わせをお願いいたします。プレイガイドによりお求めが証明された場合、ご観劇当日チケット(仮券)を再発行いたします。
A:上演中の私語や、周りのお客様のご迷惑となる行為、上演を妨げる行為はお控えくださいますよう、お願い致します。
・上演中は、スマートフォン、携帯電話、アラーム等音の出る機器の電源はお切りください。また、物音を立てる行為もご遠慮くださいますよう、ご協力のほどお願いいたします。
・場内でのカメラ・携帯電話などによる写真撮影、映像の撮影、音声の録音、通話等は、固くお断り申し上げます。
・後方やお隣付近にお座りのお客様のご迷惑にならないよう、帽子等の視界を塞いでしまうかぶり物は場内ではお取りいただきますようご協力お願いいたします。
・劇場内での飲食は禁止です。
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