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StudioLife > 死の泉・パサジェルカホームページTOP > 死の泉・パサジェルカホームページストーリー紹介
時代に翻弄される二人の女主人公・・・・
彼女たちはベルリンの夜に何を見たか―――


死の泉
原作:皆川博子(早川書房刊)

パサジェルカ〜女船客〜
原作:ゾフィア・ポスムイシ
男は正義を掲げながら破滅へ向かい、
女は幸せを求めながら破滅を受け入れる―――
悲しみの連鎖を解き放て―――


『死の泉』原作=皆川博子(早川書房刊)

夢と現実が交錯する壮大で美しい悲劇――
直木賞作家皆川博子の代表作、吉川英治文学賞受賞の傑作ミステリー!

ナチの狂気が生んだ美と悪と愛の物語が、再びよみがえる。

私生児をみごもりナチの施設(レーベンズボルン)の産院に身を置くマルガレーテは、不老不死を研究し芸術を偏愛する医師クラウスの求婚を承諾した。しかし、激化する戦火の中、次第に狂気をおびていくクラウスの言動に怯えながら、やがてこの世の地獄を見ることに…。


『パサジェルカ〜女船客〜』原作=ゾフィア・ポスムイシ

アウシュヴィッツ体験者が描く現代ポーランド文学における珠玉の名作
残忍で非人間的な収容所を回想する問題作!

第二次世界大戦後16年。外交官の夫と赴任地ブラジルへ渡る豪華客船で、リーザは遥か大陸へと想いをはせていた。しかし、次の瞬間、彼女の微笑みは激しい動揺に変わるー見覚えのあるひとりの女船客。それは夫にさえ秘したアウシュヴィッツ収容所の過去を甦らせる、女囚の面影だった。

名はマルタ。戦中、ナチス親衛隊員で収容所の看守だったリーザは、どんな狂乱にあっても毅然とふるまう彼女に一目置き、擁護するのだが…予期せぬ再会の船は心の闇へとすべっていく。


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